ジンジキーワード#01_心理的安全性

「心理的安全性(psychological safety)」とは、組織の中で自分の考えや気持ちを誰に対してでも安心して発言できる状態のことです。

組織行動学を研究するエドモンドソンが1999年に提唱した心理学用語で、「チームの他のメンバーが自分の発言を拒絶したり、罰したりしないと確信できる状態」と定義しています。

メンバー同士の関係性で「このチーム内では、メンバーの発言や指摘によって人間関係の悪化を招くことがないという安心感が共有されている」ことが重要なポイントです。

心理的安全性が注目された背景としては、1016年にGoogleが「生産性が高いチームは心理的安全性が高い」との研究結果を発表したことから、一気に注目を集め、「心理的安全性の高いチームのメンバーは、離職率が低く、他のチームメンバーが発案した多様なアイディアをうまく利用でき、収益性が高く、マネジャーから評価される機会が2倍多い」ということが判明したのです。

弊社でも、コミュニケーション研修やチームビルディング研修で心理的安全性についてお伝えしており、持ち味カードゲームの実施や「されたら嫌なこと」を話し合い、ルール化することで一気に心理的安全性が高まったという嬉しいお声をいただいております。

企業事例のあいめ保育園でも導入しておりますので参考にしていただけると幸いです。

持ち味カードを使い、メンバーとの信頼関係を構築。心理的安全性を高める研修の一コマ。