
退職者が減り、従業員エンゲージメントは向上!
職員から“おかわり”の声が殺到した研修とは?
研修効果を実感!人気すぎて研修「おかわり」の声
創業32年を迎えた光和会では、3年前から社内改革に着手していました。
「頑張っている人が損をせず、正しく評価される仕組みを」という強い思いから、ワダチラボの「人事サポートプログラム」を活用し、人事評価制度や研修、1on1ミーティングを導入し、構築・運用までを実現しました。
今年度は、特に反響が高かった
- チームビルディング
- エニアグラム
の研修を現場からの熱いご要望により再度実施することに。
介護課長の山城たかねさんによると、「施設は少人数体制で職員同士のコミュニケーションが不足していましたが、これらの研修を通じて雰囲気が一変し、明るくなった」とのこと。第一回目の研修後、参加した職員から他の職員へ「やった方がいい」という声が広がり、二回目の研修を求める声が多く上がったのだそうです。
「おかわり」されたふたつの研修
こうして二回目の実施となった「チームビルディング」と「エニアグラム」。
「チームビルディング」はワダチラボでも人気べスト3に入る研修で、個々の資質を理解し、それに合ったコミュニケーションを学ぶことで、自己理解と他者認識のトレーニングを行います。
チームビルディング研修には、自分の持ち味を発掘する「持ち味カード」ゲームを行います。
「これはそれぞれの持ち味を自分や周りが選んでいくもので、思いも寄らない伸びしろを発見したり、お互いが褒め合う機会に繋がりました。涙ながらに『これで今年一年頑張れます』と言う職員もいたほど盛り上がりました」と山城さん。
持ち味カードが終わったら、最後に会社のミッションのために自分の持ち味をどう活かすかを考え、模造紙に書き出して終了となります。

次に「エニアグラム」研修は、人間の思考や行動パターンを9つのタイプに分類し、それぞれに適したコミュニケーション方法を学ぶというもの。
施設長の宜野座哲さん(タイプ8)は、「エニアグラムではスタッフ一人ひとり違った特性があるのだと理解できました。これまでは自分の正解しか見えていなかったものが皆にもそれぞれ違った正解があるんだなと認識でき、考え方が大きく変わったんです。人それぞれの特性をどう組み合わせたらうまくいくかなということを考えるようになりました」と語ります。
それを受けて山城さんは「スタッフに対して、今まで以上にじっくり話を聞いてくれるようになりましたよね」と微笑みました。

施設長、初めて飲み会に誘われる
実は聞き上手になったことで思わぬ副産物も。「実は先日、初めて職員から飲みに誘われたんですよ。 研修によって大きく変化した職員がいて、以前の彼は仕事とプライベートをきっちり分けるタイプだったのですが、今はかなり情熱的に仕事をしてくれていて。その彼と、朝4時まで飲みました(笑)。後日、その職員から『飲み会で話したことを実行したいです』と言われましたが、飲みすぎて覚えてないからもう一度飲みに行こうと返しました」と宜野座さんは笑います。
さらに研修後、離職者の大幅な減少も見られました。 2年前は8名だった離職者が、なんと2名になったのです。
さらに退職したいという声が2年前までは各所から聞こえていたそうですが、そういった声も聞こえてこなくなったのだとか。


ついに今年度から評価制度を本格運用!裏目標も。
ワダチラボを選んでいただいた理由について尋ねると、「こんなにエネルギッシュに向き合ってくれる人は初めてだったんです。いつもなんて笑顔で明るいんだろうと感動します」と宜野座さんは話してくれました。
社内改革を始めたばかりの頃は、無関心の職員も多かったそうですが、研修を機に社内の雰囲気が大きく変わったのだそう。聞くとこれまで、技術向上のための研修は多く取り入れていたものの、「人」にフォーカスした研修はしたことがなかったとか。研修を通じて人を育てる道筋が見えてきたと話してくれました。

今年度は、昨年度に構築と運用トライアルを実施した人事評価制度を本格的に運用し、浸透させていくことを目標にしています。
さらに強化したコミュニケーションスキルを活かして、次は外国人スタッフ(技能実習生)のリーダーを作るという裏目標もあるとか。社内改革を続ける光和会ですが、今年は更に大きく改革する年になりそうです。

今回、取材を受けてくれた「社会福祉法人光和会 特別養護老人ホーム光ヶ丘」の皆さまです!

宜野座 哲さん
光ヶ丘
施設長

山城 たかねさん
光ヶ丘
介護課長
昨年度、ワダチラボの人事サポートプログラム(ベーシック)を契約いただき、「離職率が20%減」「エンゲージメント指数18%向上」「施設長が聞き上手になりすぎて職員から飲みに誘われるようになった」など、素晴らしい成果をあげた社会福祉法人光和会。
プログラムでは、光和会が運営する介護施設「特別養護老人ホーム光が丘」の人事評価制度構築と運用、それに伴う人材育成を目指し、様々な研修を行いました。
そして今年度、研修の中でも特に反響が高かった「チームビルディング」と「エニアグラム」をもう一度やってほしいという熱いご要望を受け、今年2度目の研修をさせていただくことに。
2度目の開催となった経緯と、実感されている効果について光が丘の施設長・宜野座哲さんと、介護課長・山城たかねさんにお話を伺いました。