
参加者の表情がみるみる明るく!
浦添市産業振興センター・結の街での集合型研修
指定管理を受け、 20年。
ワダチラボ依頼のきっかけは「プレゼンが良かった」から
浦添商工会議所は、浦添市より依頼され、2004年より「浦添市産業振興センター・結の街」の指定管理を行っています。管理業務の一環としてイベントやセミナーなどの自主事業も実施しており、そのひとつである「産業人材育成事業」にて、年に2回ほどワダチラボがセミナーを行っています。
実は結の街はインキュベート施設でもあり、ワダチラボも令和 2年~5年まで入居していた古巣。入居当初から、セミナーや研修での関わりを検討してくださっていたそうで「とにかく入居審査時の福島さんのプレゼンテーションがとても良かったんです。当時の専務もその内容に感銘を受けていて『ワダチラボさんと一緒にセミナーや研修をどんどんやって、外に発信していきなさい』と言われていました」と當間さん。
当時、福島が話した「職場でも家でもコミュニケーションができる人がいれば、活性化や自己肯定感向上に繋がる。その支援をしたい」という話を覚えていてくださり、2年前からコミュニケーション研修を中心にご依頼いただくようになりました。
「ワダチラボさんは、僕たちが分からないものの答えを全部持っています。たとえばコミュニケーションが大事だということは分かるけれど、具体的にどうしていいか分からない。その領域を丁寧に教えて下さることで、仕事だけじゃなく家庭もうまく回るようになる。そうすると全部が繋がって、結果的に気持ち良く働ける環境が整うと思うんです。だからセミナーを依頼している僕たちも、一緒に勉強させてもらっているんですよ」。
今年度実施したのは「新任管理職研修」と「レジリエンス強化セミナー」
産業人材育成事業は今年度、組織活性と販路開拓をテーマに掲げているそうで、ワダチラボが担っているのは組織活性の分野です。
今年度実施したセミナーは
- 新任管理職研修
- レジリエンス強化セミナー
新任管理職研修では、管理職に必要な業務やリスクマネジメントを学ぶための研修を行いました。
「リーダーシップとマネジメントってよく似た言葉だけど、どう違うの?」
「部下のタイプに合わせて、それぞれの人とどう関わればチームとして前に進みやすい?」
「常に自己革新しているリーダーたちは普段何をやっているの?」
など、言葉の意味から実践可能なテクニック、マインドセットまで、幅広くお伝えしています。
レジリエンス強化セミナーは、平たく言えば「転んでもタダでは起きない力」を育むもの。人気セミナーのひとつで、ひとりひとりが持つレジリエンスを知り、育てて行きましょうという内容です。
セミナーでは途中、カードを使って参加者同士お互いの強みを伝え合う時間があります。もちろんお互い初対面同士の場合がほとんどなので、カードを選んだ理由は「なんとなく」「そんな雰囲気」という漠然としたものがほとんど。だけどそれでいいんです。強みは勝手に漏れているものだから。それこそが強化すべき資質です。

「学びだけでなく、楽しんでもらえている実感が嬉しい」
「リムさんの講座はテンポがよくておもしろいし、受講者と距離を縮めるのが上手。飴を配ったりね(笑)。だから皆さん、最初は表情が硬くても、次第にリラックスしたり表情が明るくなるんですよ。年齢も業界も違う初めましての人同士が、まるで仲間みたいにわいわい話しはじめる光景は新鮮です」と當間さん。

セミナー参加者は必ずしも意欲的な方ばかりではなく、中には自分の意思ではなく会社の意向で来る方もいますが、そんな方も最後は満足した表情で帰られるのだとか。名残惜しそうな表情が見られることもあるそうです。
セミナー後のアンケートでも「わかりやすい」「ユーモアのあるトークで引き込まれた」など嬉しい声多数。
「最初はマイナス思考だったのが、帰る時には気持ちがポジティブに変わったという声や、もっと聞きたいという声も多いです。有意義であることはもちろん、参加者の方に楽しんでもらえているのが嬉しいです」とのこと。
今年度のアンケートでは、昨年度行った「アンガーマネジメント研修」をもう一度やって欲しいとのリクエストがあったそうで、今後はリクエストのあったアンガーマネジメントを筆頭に、過去の研修も繰り返していきたいとのこと。普遍的なニーズと時代に合わせたニーズの両方をキャッチしながら、今後も研修を企画していきたいと話してくれました。
結の街で実施するセミナー情報は、浦添商工会議所の季刊誌やホームページ、ワダチラボの人事 にも掲載しています。興味がある方はぜひご参加ください。

今回、取材を受けてくれたのは「浦添市産業振興センター・結の街」の當間克哉さんです!

當間 克哉さん
浦添商工会議所 総務部
結の街事業推進課 事業推進係
ワダチラボでは、企業様のサポート以外にも、集合型研修も行っています。
今回、お話を伺ったのは、浦添商工会議所の當間克哉さん。商工会議所が指定管理を任されている浦添市産業振興センター・結の街にて、年に2回ほどワダチラボが研修を実施しています。
インキュベート施設でもある結の街は、実は以前ワダチラボが入居していたという思い出深い場所。縁の深い結の街で、研修をやらせていただくようになったきっかけや実際の研修内容、受講者の反応などをお聞きしました。